2017-06-06 20:43

忙しい人のための獣医学部新設に係る議事録5(27年6月8日)


※本エントリは、国家戦略特区ワーキンググループ ヒアリング(27年6月8日分)を、no-risuが主観で超簡略化したものです。岩盤規制に風穴開けたい内閣府と、露骨に既得権益を守ろうとする文科省の姿勢がよく分かります。

事務局
「獣医師養成系大学・学部の新設計画、特に愛媛県今治市(加計学園)について。」

北山専門教育課長 文部科学省専門教育課長(以下、北山課長)
「獣医師数は足りている。新設は認められない。これまで何度も門前払いしてやったのに、愛媛県はしつこく相談に来る。下村大臣からも『諦めろ』と言ってもらえるよう、圧りょ・・・要請しているところ。」

原WG委員
「今治の獣医学部は、ライフサイエンス、家畜防疫、水産獣医など新分野に重点を置いていますが、その評価は?。

北山課長
「すでに需要が伸びつつある分野であり、既存の大学でもカリキュラムに組まれている。新設は不要。」

原WG委員
「需要が伸びているなら、供給量は増やすべきでは?。」

北山課長
「農水省の需給調査結果から、獣医師数は足りていると考える。」

藁田課長
「前回も言ったが、農水省は需給調査などしていない。していないが、獣医師数は足りているに決まっているので新設は不要。」

八代 尚宏 国際基督教大学教養学部客員教授(以下、八代WG委員)
「文科省に聞きたい。獣医学部以外で、就職口まで考えて新設大学の認可基準にしている例はあるのか?。」

北山課長
「歯科医師と船舶職員。」

八代WG委員
「規制の法的根拠は?。」

北山課長
「そんなものは無い。(あったとしても憲法違反だし)」

八代WG委員
「小泉改革において、これらの規制は撤廃していくことが決められたはず。お役所が需給を決めるのは不適切だ。」

北山課長
「国民の生命、身体の安全という健康という非常に大きな問題だから、我々上級国民が管理する。」

八代WG委員
「国民の生命、身体の安全という健康という非常に大きな問題ならばこそ、獣医師の供給量は増やすべきでは?。競争を通じて質も高まるはずですし。」

藁田課長
「競争など不要、現状の質で十分。ただ一つ誤解がある。農水省は獣医師数の調整などしていない。」

北山課長
「!?、農水省は獣医師数が増えても構わないと?。(裏切るつもりか?)」

藁田課長
「(知らんがな)農水省に定員調整する権限は無い。」

八代WG委員
「増えたら何が問題か、文科省こそ説明するべき。我々はずっとそれを問うている。」

本間WG委員
「ここまで議論してなお、獣医師の数を規制する合理的理由は示されていません。獣医学部の段階で規制するという理由は、全く私には理解できないところなのです。」

原WG委員
「もう一度文科省の言い分を聞いてみましょう。」

北山課長
「獣医師数は将来にわたって足りている。無制限に養成すると質が下がり、国民の健康に対して無責任だ。」

本間WG委員
「質は農水省の獣医師試験で確保されるはず。そもそも、無制限に増えたとしても、それはそれだけの知識と技術を持つ人たちが増えるというだけであって、何ら国民に害のある話ではないと思うのです。」

北山課長
「法科大学院は定員を増やして失敗、入学しても就職できない学生を量産した。二の舞はごめんだ。」

本間WG委員
「希望通りの就職が難しいのは他の分野でも同じわけで、そんなことまで文科省が心配する必要は無い。」

原WG委員
「法曹試験は合格者数を制限しているから不合格者が続出するわけで、ボーダーをクリアすれば全員合格する獣医師試験との比較はおかしいでしょ。」

藁田課長
「せやな。」

北山課長
「ぐぬぬ。」

原WG委員
「根本論として、法的根拠の無いまま獣医学部新設を制約する現状ははいかがなものか。それと、文科省は愛媛県と直接やりとりをしていると伺ったが、具体的に、文科省は愛媛県に何を求めているのか?。」

北山課長
「新規需要の根拠を示すこと。示さなければ新設は認めないと。」

原WG委員
「先ほど新分野についても既存学部で行っていると説明されたが、それを学んだ学生数や就職数はどうなっているのか?。」

北山課長
「知らんがな。」

原WG委員
「聞いていると、文科省は新分野も新分野のニーズも存在しないかのような口ぶりだが。」

牧野 美穂 文部科学省高等教育局専門教育課長補佐(以下、牧野課長補佐)
「そこまでは言っていない。しかし、農水省も需給は足りていると言っているわけですし。」

藁田課長
「(調査してないし、もうこっちにふるんじゃねーよ!)」

原WG委員
「需給は文科省が主体的に検証するべきでは。」

八代WG委員
「文科省は、農水省に丸投げしてリスクから逃げているのでは。」

藁田課長
「(そうだそうだ、もっと言ってやれ!)」

原WG委員
「では、本日はこのへんで。」

平成28年9月16日続く






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