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2018-01-12 20:50

JTの経営陣は無能


燃焼タバコではなく、加熱蒸気式の次世代タバコが急激に支持を伸ばしている。3社が覇を競っており、フィリップモリスの「アイコス」が首位、バットの「グロー」、そして唯一の日本企業であるJTの「プルームテック」が続く。残念ながらJTは最下位。

個人的に、次世代タバコの普及は大歓迎だ。何しろ臭くない。無臭とは言えないが、普通のタバコと比べれば断然マシ。ネットの書き込みを見ていると、「アイコスの方が臭い」といった意見をよく見るが、そいつは鼻がおかしいか、JTの工作員に違いない。

no-risuの通勤路には、通学路にもかかわらず歩きタバコするバカがいて、数十メートル離れていても臭いでその存在に気がつく。アイコス等の場合は、たとえコンビニ脇の喫煙場所で吸っていても、目視で確認しなければ喫煙に気がつかない。

火を使わないから火災の原因にもならないし、吸い殻は灰皿でなくとも普通に捨てられるからポイ捨ても減るだろうし、国や禁煙団体は「健康への影響は不明」としているが、タールが発生しないからタバコより害は明らかに少ないし、良いことずくめだ。

先日、浅草寺へ初詣に出かけたら、参拝客でごったがえす雷門の前で、堂々と路上喫煙するオヤジがいた。このヤニカスは、半分ほど吸い火を消さず足下の排水溝にポイ捨てした。半分残ったタバコは燃え続け、排水溝は煙と臭いを長く吐き出していた。

腸煮えくりかえる場面だが、これがアイコスだったなら、不快レベルは小さかったはずだ(アイコスでもアカンけど)。喫煙者と非喫煙者の確執は、とどのつまり臭いにある。次世代タバコが広がれば、喫煙をめぐる社会のストレスはかなり改善されるだろう。

そんな次世代タバコが急速に広まっているのは嬉しいかぎりだが、一つだけ不満がある。我が麗しの日本の企業、日本たばこ・JTが、大きく後手を踏んでいることだ。というか、「お前らやる気あんの?」と疑うレベルですらある。

JT関係者に気になる話を聞いた。「噂では」と前置きしていたが、もともとアイコスの特許開発者はJTでの製品化を考えていた。しかし、次世代タバコの価値を理解しないJTから一蹴され、それでフィリップモリスに持ち込んだら商品化された、と。

不確かな情報だが、さもありなんと頷く話だ。実際、JTはアイコスの爆発的ヒットを見ても、プルームテックの拡大に力を入れていない。一方、アイコスの営業は凄まじい。品切れだろうが、未販売地域だろうが、お構いなしにPRしまくっている。

カフェやレストラン等に行って、「アイコス・オンリー(禁煙だけどアイコスはOKよ)」のポップを目にする機会も増えた。ポップは明らかにフィリップモリスが作成したもので、「こんな地方のカフェにまで営業しているのか!」と感心してしまう。

最高のスタートダッシュをきめたアイコスだが、致命的な弱点もあった。本体価格が1万円(明らかに殿様商売のボッタクリ)もするのに、非常に壊れやすいことだ。デザインは良いが、ほぼ1年の使用に耐えられず、1週間で壊れることも珍しくないとか。

フィリップモリスも脆弱性を認識しているが、売れまくっているから製品の改良は後回しで、とにかく販売拡大に全力を投じている。しかし、高価ですぐに壊れるアイコスのユーザーは、必然的にもう少し安くて丈夫な後発製品に期待した。

そんなとき、打倒アイコスを高らかに宣言したのがJTだった。ところが、JTはかけ声だけでろくに生産も販売も宣伝もせず、おかげで最も影の薄かったバットのグローが颯爽と二位の座をかっさらっていった。この無能経営陣共が!、なにやっとんじゃい!。

で、ここにきてようやくJTも販売拡大に動くそうで、産経新聞に次のような情報が出ていた。

JT、加熱式たばこ新たに6都市へ拡大
http://news.livedoor.com/article/detail/14139677/
" 日本たばこ産業は10日、加熱式たばこ「プルーム・テック」の販売地域を新たに6都市へ広げると発表した。
 2月5日から札幌、仙台、横浜、名古屋、大阪、広島各市の約150店舗で販売し、同社直営の専門店も順次開設。6月末までに全国展開し、先行する外資2社を追撃する。
 プルーム・テックは平成28年4月に福岡市限定で発売、29年6月に東京23区内へ広げた。今月17日に都内7千店舗へ拡大する計画。"

このポンコツ!。違うだろ、違うだろー!。

専門店を都内7千店舗へ拡大?。バカが。プルームテックが、アイコスやグローに決定的に負けているのは、コンビニ販売の有無だ。他がコンビニで買えるのに、プルームテックだけはJTのサイトに登録してweb通販で購入せねばならない。

アイコスからシェアを奪還できるのは、フィリップモリスが脆弱な耐久性を改善するまでだ。ひとしきり行き渡り、本体価格を適度に値下げして、耐久性も改良されれば、もはやJTのプルームテックに勝ち目は無い。直ちにコンビニ販売を始めんかい。

フィリップモリスは、「普通のタバコはもう終わり、我が社は次世代タバコ専門メーカーになる」と宣言している。たぶんそうなるだろう。次世代タバコは、いずれ燃焼タバコを駆逐する。その時、JTという日本の老舗まで駆逐されているかもしれない。

そうならないよう、JTには頑張ってもらいたいのだが、まあ、現在の無能経営陣には期待するだけ無駄だろうな。なんせ、政府に「あと何年、関税で守ってやればアイコスに対抗できるようになる?」と聞かれ、「5年もあれば足りよう」と自信満々に答えたくらいだからな。


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テーマ:日本
ジャンル:政治・経済

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