2018-02-01 19:41

専門家「いつか起きる!」 国民「どうすれば?」 専門家「・・・・・」


巨大な自然災害が発生すると、メディアや専門家は必ず社会に警鐘を鳴らす。「いつか必ず起こるから準備しとけ」と。阪神淡路大震災、東日本大震災、御嶽山噴火、先日発生した草津白根山の本白根山噴火、毎度毎度、彼らは同じ言葉を繰り返す。

想定される自然災害に対して備えること、備える必要性を社会に周知すること、それ自体は基本的に間違っていない。しかし、何でもかんでも警鐘を鳴らせば良いというものでもあるまい。具体的に指摘すれば、「巨大すぎる自然災害」についてだ。

1月30日、神戸新聞が神戸大海洋底探査センター・巽好幸教授(マグマ学)による「警鐘」を掲載した。巽教授は超巨大噴火(破局噴火)を研究しており、それに対して国や国民は備えるべきだと言うのだ。記事には次のように書かれていた。

巽 「約7300年前、九州南方の『鬼界カルデラ』で超巨大噴火が起こり、九州南部の縄文文化を滅ぼした。ひとたび起これば火砕流や火山灰によりライフラインが断絶し、国内で最悪1億人が死亡する。いつ起こるかは分からないが、いつかまた、必ず起こる

神戸新聞 「どうすりゃいいっすか」

巽 「まずは、噴火は必ず起こるという考えを共有することが大事だ。私たちは、阪神・淡路大震災を経験した。『想定外』は通用しない。まずは山への意識を変えてほしい

はぁぁ?、お前はバカなのか?(出川風)。

「国民の9割が死滅する巨大災害は必ず起こる」と言い、分かっているから「備えを万全にせよ、想定外は許さねえ!」と言い、じゃあどう備えるのか問えば「意識を変える」だの「考えを共有する」だの具体性はゼロ。人を馬鹿にすんなって話よ(笑)。

「巨大災害がいつかは発生する」、なんてことは誰にでも言える。「いつかは巨大地震が発生する!」、「いつかは巨大隕石が降ってくる!」、「いつかは地球が滅亡する!」、そんなことは専門家でなくても、それこそ小学生にだって言える。

破局噴火に備えるなんて不可能だ。「想定外は許さない」と言うが、想定していたとしても、想定した被害は防げない。巨大隕石も同様だが、防御不能の「巨大すぎる自然災害」はあるのだ。想定外は許さない!とか、現実無視も甚だしい。

で、どうせ防げないのだから、それに備えるべき合理的理由は無い。考えを共有する必要も、山への意識を変える必要も、伊方原発の再稼働を妨げる必要も無いのである。、さも身近な脅威かの様に語り、無責任に世間の不安を煽るなと言いたい。




神戸:噴火「必ず起こる」マグマ学の教授警鐘 山への意識変えて備えを
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180125-00000017-kobenext-env
 1人が死亡、11人が負傷した草津白根山の本白根山(群馬県草津町など、2171メートル)の噴火。過去約3千年間、本格的に噴火していなかったことなどから、気象庁は監視対象外としていた。2014年には御嶽山(おんたけさん)(長野・岐阜県、3067メートル)が噴火し、58人が死亡、5人が行方不明となった。相次ぐ火山災害にどう備えればよいのか。国内で最悪約1億人の死者が出ると想定する「超巨大噴火」を研究している神戸大海洋底探査センター(神戸市東灘区)の巽好幸教授(マグマ学)に聞いた。
" -今回の噴火をどう見る。
 「火山は数十万年の寿命がある。3千年は火山からみれば短いスパン。『まさか』との声も聞くが、火山とはいつ、山体のどこから噴いてもおかしくない。もっと長いスパンで監視態勢を組まなければならない」
 -近年、火山災害が頻発している。
 「本白根山でも御嶽山でも死者が出た。国、有識者が一つになって対応を考え直すべき時期に来ている」
 -国内では過去12万年で10回発生したという「超巨大噴火」への警鐘を鳴らしている。
 「約7300年前には、九州南方の海底に広がるくぼみ『鬼界(きかい)カルデラ』で超巨大噴火が起こり、九州南部の縄文文化を滅ぼした。ひとたび起これば火砕流や火山灰によりライフラインが断絶し、国内で最悪1億人が死亡する。いつ起こるかは分からないが、いつかまた、必ず起こる」
 -どう備える。
 「まずは、噴火は必ず起こるという考えを共有することが大事だ。兵庫県内に活火山はないが、九州でこうした噴火が起これば、20~30センチの灰が降り積もる。想定しておく必要がある。そこまで巨大でなくとも、県外のスキー場などで噴火に遭う可能性もある。私たちは、阪神・淡路大震災を経験した。『想定外』は通用しない。まずは山への意識を変えてほしい」(聞き手・上田勇紀)"





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コメント

こんにちは。
根底に自己顕示欲があるのではないですか。
実際には重大災害になる確率は極めて低いと思っていて対策対応まで考えていないが自分の専門性に注目してほしいので多少はオーバー目にPRするということではないですか。
  1. 2018-02-02 08:16
  2. URL
  3. kazusa #-
  4. 編集

こんばんは。

最近は本当にこの手の「専門家」が目につきますね。「可能性は否定できない」とか難しそうに言いますが,つまるところ「うーん,わかんない」と言っているだけで,そんなことならタレントだって(失礼!)言えます。大体,地震研究所の教授が石とコンクリートの区別もつかず,考古学の教授が旧石器と線路の敷石の見分けもつかないのに何を偉そうに言うのか。

kazusaさんのおっしゃる通り,自分の縄張りに注目してほしいというのがあるのでしょうね。騒げばマスコミに取り上げられ,研究費も増え,行政庁の会議にも呼んでもらえる。さんざん煽って議論をかき回したあげく,「自分は専門的見地から言っているだけ。判断するのは行政庁」とか言って逃げる。

行政や司法の責任ある地位の方々がこの手の「専門家」の言説に対しリテラシーを磨くしかないでしょうね。豊洲の騒ぎもようやく冷静になってきたようですし…。
  1. 2018-02-02 19:25
  2. URL
  3. ecchu #-
  4. 編集

馬鹿だねえ…

こんなもの10年以上前に石黒耀が死都日本という小説で書いてます。
カルデラが発生するような破局的噴火ならば、必ず前兆はあるからその前兆を見つけたら逃げるしか無いということです。

どこに逃げるか、北半球じゃダメで南半球の南米くらいしかなかろうというわけです。要は北半球が全滅する可能性があるということです。そしておそらくは大量の噴出物のため気温の急激な低下が起こります。農業が成立するでしょうか…

大変だなあ…対策立てなくっちゃー…

となるかねえ、馬鹿が…

こうなれば人類が亡びるかどうかの危機です。文明社会を生き延びらせる方法を考えるというレベルの問題です。
まず自分でこういう結果くらいは言ってみろということです。

結論は抜本的対策は無しです。


確かこの問題に絡めて川内だか伊方だかの原発をどうするなんて頓珍漢なこと言ってたやつがいましたねえ。
もういいから出てくるな、馬鹿を晒さないほうがいいでしょうに。
  1. 2018-02-02 23:15
  2. URL
  3. kazk #-
  4. 編集

 おお、大変だ!!

 それで原発は大丈夫なのだろうか?

  1. 2018-02-03 10:19
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To kazusaさん

こんにちは。

自分の分野をPRしたい思いはあるでしょうね。

ただ、掲載したメディア側の思惑は他にもありそうで、そちらが問題だろうと思います。
実際、原発再稼働に反対する理由に巨大噴火を利用してますからね。
  1. 2018-02-03 10:45
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To ecchuさん

こんにちは。

kazusaさんへの返信と重複しますが、研究者の思いを別の何かに利用したいメディア側の思惑が不愉快です。
伊方原発再稼働不許可の判決は、破局噴火が理由でした。

理不尽な判決ですが、反原発派には喜ばしい判決で、これを正当化するために本研究者の様な発言が利用されることは目に見えています。
  1. 2018-02-03 10:49
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To kazkさん

こんばんは。

なんせ我が国だけで1億人が死亡するらしいですからね。
国力の全てをなげうって対策する必要があるのでしょう。
1億人ですから!。

この問題に絡めてきたのは、川内と伊方ですね。どちらも反原発派が持ち出して、伊方では司法もそのリスクを認めて再稼働を許しませんでした。頭が痛くなりますよ、マジで。
  1. 2018-02-03 18:54
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

そうですね、なによりもまずは原発と放射能被害を防ぐことを考えるべきですね。
子供のために!。
  1. 2018-02-03 18:56
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  3. no-risu #-
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