2018-03-01 20:48

権力の腐敗を憂う、すでに腐敗した別の権力


中国の習近平国家主席が、二期十年と限っていた国家主席の任期制限を撤廃するらしい。そういう改憲案を提出したそうだ。一党独裁の中国だから、どんな改憲案でも100%成立するだろう。低脳パヨクの妨害が簡単に許される日本とは違う。

さすがに、中国国内からも異論反論が噴出しているらしいが、中国は強力な言論規制をかけ封じ込めている。SNSなどネットにこの手の規制は逆効果で、隠そうとするほど情報は増殖していくはずだが、中国では概ね封じ込めに成功している。

具体的な批判はもちろん、例えば「暗黒(改憲により中国社会が悪化するという意図、要は改憲批判)」などの隠語まで徹底的に取り締まっているとか。無理を通して道理を引っ込ませる模範例で、こういうことを平気でやれるのが中国だ。

率直に言って、習政権の長期化は日本にとって好ましくない。従前の最長10年でも憂鬱なのに、終わりが見えないなんて最悪だ。好ましくない理由は簡単、習近平が非常に有能な覇権主義者であることだ。人相もたいそうおっかない。

これが韓国の文大統領みたいな無能ならば問題なかった。むしろ大歓迎、好きなだけ長期政権を続けて良ろしい。ルーピー文が大統領にいるかぎり、韓国は日本に重大な害を及ぼさない。だから、文の支持率が衰えない現状は実に喜ばしい(笑)。

さて、習近平体制の長期化については、我が国のパヨクメディアも一斉に懸念を示した。そんな批判的報道をテレビや新聞で見聞きして、「そうだもっと言ったれ!」と思った。が、東京新聞のコラムを読んだときは、さすがに「お前が言う?」と呆れた。

東京新聞は、英国の歴史家アクトン卿の名言「権力は腐敗しがちであり、絶対権力は絶対に腐敗する」を引用して、習近平体制の長期化を批判していた。同様の批判は、よく自民党や安倍政権にも用いられる。余程好きな言葉なのだろう。

でもちょっと待て。お前らマスコミも権力だろう?。

それも、かなりの長期間に渡り続いてきた権力だ。新聞社は再販制度で守られ、軽減税率でも守られる予定で、さらには日刊新聞紙法により社長は絶対権力者となる。制度的にも、組織の構造的にも、腐敗する条件は十分すぎるほど整っている。

だが、「権力は腐敗しがちであり、絶対権力は絶対に腐敗する」という名言を、彼らは一度たりとも自分に向けて発したことが無い。東京新聞は名言を使って習近平を批判したが、はたしてお前らにその資格はあるのか。無いよね?。

マスゴミは、社説やコラムで堂々と、悪しき既得権益である再販制度の維持や、身勝手極まりない軽減税率適用の必要性を訴える。日刊新聞紙法にいたっては、不都合すぎる事実のため「報道しない自由」を徹底する有様だ。

新聞だけでなく、もちろんテレビも同様に権力者で既得権益の塊だ。新聞社が日刊新聞紙法に口を閉ざすように、テレビは絶対に「電波オークション」と言わない。何としてでも国民に知られたくない、暗黙の放送禁止用語にしている。

そんなマスゴミの皆様が、よくもまあ「権力は腐敗する」などと他人様を批判できたものだな?。そして、言うまでも無いことだが、東京新聞らマスゴミ権力は明らかに腐敗しているから。

「ブータン王国前国王は退位する時、国民にこう語り掛けたという。『国を想い民に尽くす指導者を選ぶことを考えよう。その義務を果たす学習の道が、もうすぐ始まるのだ』、習氏の口からは決して聞けそうにない、名言である」、そうコラムは終えていた。

その名言、マスゴミの口からは決して聞けそうにない名言でもあることを、東京新聞らは自覚し恥じるべきだろう。




東京:筆洗(3月1日)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2018030102000136.html
 「権力は腐敗しがちであり、絶対権力は絶対に腐敗する」との至言を残したのは英国の歴史家アクトン卿だが、ブータン王国のジグメ・シンゲ・ワンチュク前国王は、この名言を原文で一言一句違(たが)わずに覚えていたという▼世界銀行副総裁を務めた西水美恵子さんの著書『あなたの中のリーダーへ』によると、前国王は「自由とは好きなことをする権力ではなく、為(な)すべきことができる権利である」というアクトン卿の自由主義哲学に深く共鳴し、王として「為すべきこと」に取り組んだ。それは自らの絶対権力を縛り、民主化を進めること。王の権限を議会に移していき、国王の定年制も設けたのだ▼絶対権力を自ら手放した「王国の主(あるじ)」がいれば、それを何としても手に入れようとする「人民共和国の主」もいるようだ。中国の習近平国家主席である▼中国で、これまで二期十年と限っていた国家主席の任期制限を撤廃する改憲案が出された。任期制限は、中国が文化大革命という悲劇を代償として手にした歴史の知恵。それを捨て去ろうというのだ▼ジグメ・シンゲ・ワンチュク前国王は、議会制民主主義への道を開いて退位する時、国民にこう語り掛けたという。「国を想い民に尽くす指導者を選ぶことを考えよう。その義務を果たす学習の道が、もうすぐ始まるのだ」▼習氏の口からは決して聞けそうにない、名言である。





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コメント

「権力は腐敗する」って発想は中国人にはないでしょうね。

 中国は皇帝の独裁が原則だし、しかも乾隆帝はじめ在位の長い皇帝の時代に繁栄してきました。
 
 勿論腐敗はしていたけれど、それどころか官僚が権力に応じて賄賂を取る事を前提で社会が成り立っていたと言う状態だったので、中国人としてはこれを問題視する発想がないのでは?
  1. 2018-03-02 12:09
  2. URL
  3. よもぎねこ #-
  4. 編集

To よもぎねこさん

こんばんは。

権力に対する概念が我々と中国人では異なるかもしれませんね。
あちらの方が、権力とはなんぞやということをリアルに感じている気がします。

そうすると、むしろ学ぶところがあるのかもしれませんよ。
  1. 2018-03-02 20:43
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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