2018-05-07 19:50

朝日新聞 「赤報隊に襲撃された理由が分かりません!」


記者2人が殺傷されるなど、朝日新聞を対象にした連続テロ、俗に言う「赤報隊事件」。事件から31周年を迎え、朝日新聞が「朝日襲撃31年 異論に耳傾ける社会に」なる社説を掲載した。よく言うよ、「異論は報道で叩き潰す!」が社是の新聞社のくせに。

さて、社説によると、被害者の内、重傷を負った犬飼兵衛記者は今年1月に死去されたそうだ。犬飼は、常々「なぜ撃たれたのか、知りたかった」と無念を語っていたらしい。犬飼は、襲撃された理由を本当に理解できなかったのだろうか。

社説を読んでも確かな理由は書かれていなかったので、朝日新聞社としても「理解いたしかねている」可能性もありそうだが、にわかには信じがたいことだ。本当に、ぶっちゃけ、マジで襲撃された理由を理解できないのか?、お前ら?。

赤報隊は犯行声明を出している。「反日世論を育成してきたマスコミには厳罰を加えなければならない」、「特に朝日は悪質」と動機(=理由)を明らかにしていた。当然、朝日新聞と犬飼も知っているはずだ。でも「撃たれた理由が知りたい」と。

ここまではっきり犯行動機が述べられいるのに、なおも理由を知りたがる理由こそ知りたいってなものだ(笑)。まあ、朝日らは本気で理解していないと思うので(皮肉でなく本当に)、no-risuが教えてやるよ。「無力な市民の義憤」、これに尽きる。

ネットの無かった30年前、世の中の情報発信はマスコミが牛耳っていた。「報道・表現の自由」を建前に、マスコミは好き放題に世論を作った。黒も白に塗り替える巨大権力と化し、政治や企業と癒着し、ボロ儲けし、我が世の春を謳歌していた。

そんな社会において、「報道内容が間違っている」と考える人、気がつく人が出てきたらどうなるか。報道の誤りを正したいと願う市民が出現したら、そんな彼らはどうするか。ほとんどの人は何もしないだろうけど、「世直し」を実行する人間も出てくる。

しかし、世直ししようにも手段が無い。情報発信する手段はマスコミに牛耳られていたし、今でもそうとうだが、当時のマスコミは今よりはるかに「異論に耳を傾けない」体質だった。となれば、無力な市民に残された手段は実力行使しかあるまい。

朝日新聞や犬塚らは根本を勘違いをしている。

「襲撃理由が分からない」という理由、おそらくは、「朝日新聞のどの報道がどの様に反日的だったのか分からない」ということだろう(それくらい分かれと言いたいが)。そうじゃないのだ。記事が反日かどうか、そんなものは事件の本質ではない。

何故分からない?。お前らの独善的な正義が、別の正義を抱く市民を追い込んだ。そしてテロ行為に駆り立てた。それだけのことだ。つまり、朝日新聞らが「異論に耳を傾ける」会社であり人間であったならば、赤報隊事件なんて発生しなかった。

こんな簡単なことすら死ぬまで理解できないくせに、どの口が「異論に耳傾ける社会に」などと偉そうなことぬかすか(嘲)。

社説は次の言葉でしめられている。

「多様な言論の場を保証し、権力のゆきすぎをチェックするのがメディアの使命だ。立場や価値観の違いを超え、互いに尊重し合う民主社会の実現に、新聞が力になれるよう努めたい」

口では何とでも言えるが、ここまで厚顔無恥な宣言もそうはあるまい。朝日新聞に、この社説を書いた人間にほんの僅かでも「異論に耳を傾ける」謙虚さがあれば、こんな恥ずかしい言葉は吐けまいよ(嘲)。



朝日:(社説)朝日襲撃31年 異論に耳傾ける社会に
https://www.asahi.com/articles/DA3S13476762.html?ref=editorial_backnumber
" 取材の最前線をねらった凶弾への憤りを胸に、新聞の役割を再確認したい。
 兵庫県西宮市の朝日新聞阪神支局に散弾銃をもった男が押し入り、記者2人が殺傷された事件から明日で31年になる。
 赤報隊を名乗る犯人が起こした8件の事件は、03年3月までに公訴時効が成立している。だがそれは刑事手続き上の話だ。卑劣なテロの記憶を風化させてはならない。
 重傷を負った犬飼兵衛さんは1月に73歳で亡くなった。常々「なぜ撃たれたのか、知りたかった」と無念を語っていた。
 阪神支局3階の資料室には、犬飼さんと小尻知博記者(当時29)が座っていたソファや遺品が展示してある。見学者がつづったメッセージのひとつに、こんな文章がある。
 「言論の自由が猛烈な勢いで脅かされている現在、市民の一人ひとりが『みる・きく・はなす』を実践していくことが必要だと思う」(50代女性)
 この国の状況に危機感を覚えての感想だろう。"
" 事件直後、多くの人が怒りを表し、当時の中曽根首相は「憲法の保障する基本的な権利への挑戦だ」と批判した。ところがいま、銃撃を「義挙」と呼び、「赤報隊に続け」などと、そのゆがんだ考えと行動を肯定する言葉がネット上に飛び交う。
 同じく1月に92歳で他界した元自民党幹事長の野中広務さんは、かつて北朝鮮への人道支援を唱え、「国賊政治屋」などと非難された。事務所に弾丸を送りつけられたこともあった。
 それでも「私の姿勢と信念はゆるがない」と述べ、昨年も阪神支局事件に触れて「言論は民主主義の基本だ」と変わらぬ思いを語っていた。言論統制下の戦時中を知る人の言葉を、今こそ重く受け止めたい。
 大切なのは、異論にも耳を傾け、意見を交換し、幅広い合意をめざす社会を築くことだ。
 それなのに「反日」「国益を損ねる」といった言い方で、気に入らない意見を敵視し、排除しようという空気が、安倍政権になって年々強まっている。
 先日も、自民党の下村博文・元文部科学相が「メディアは日本国家をつぶすために存在しているのかと最近つくづく思う」と講演した。政権の足を引っ張るものは許さない。そんな本音が透けて見える。
 多様な言論の場を保証し、権力のゆきすぎをチェックするのがメディアの使命だ。立場や価値観の違いを超え、互いに尊重し合う民主社会の実現に、新聞が力になれるよう努めたい。"





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コメント

この事件、私は「犯人は日本人ではないんじゃないか?」と思っています。
警察があれだけ捜査して、襲撃された朝日新聞社やマスコミ各社も、独自に何度も調査しているのに、犯人が逮捕できなかったのは、犯人は国外に逃亡していて、日本にはいないからじゃないか?それができるのは、犯人が外国人だからじゃないか?と思うんですよね。

一般的に、右翼といえば国粋主義者や民族主義者のことですが、日本の右翼団体には外国籍や異民族の構成員がいます。そして、特定の国の人間の犯罪や反日活動には甘い右翼や、隣国の反日的な態度を嫌う普通の国民を「ネトウヨ」と呼ぶ右翼もいます。

私は以前、右翼団体「一水会」の鈴木邦男氏が、雑誌「SPA!」の連載の中で「自分は赤報隊に会ったことがある。」と書いているのを読んだことがあります。「一水会」は、今では「のりこえねっと」にも参加している親韓右翼団体です。

日本には、ただの外国人のくせに、まるで日本の少数民族であるかのように振る舞い、内政干渉にあたるような政治活動をしている民族集団がいます。その民族は、日本人が思っている以上に日本と祖国を行ったり来たりしている上に、彼らの祖国は、日本で起きた犯罪の捜査や、犯人の引き渡しには、極めて非協力的です。はっきり言えば「赤報隊の正体は在日韓国人で、犯行後に韓国へ逃亡したんじゃないか?」と、私は思うわけです。

以上は全て、私の憶測、脳内妄想です。しかしTwitter上で、赤報隊と統一教会と安倍首相を結びつけて、安倍政権や保守派を批判していた人に「その推理を進めていくと、いちばん怪しいのは韓国人では?」というリプを送ったら、相手は黙ってしまい、代わりに保守派の人から賛同のリプをもらいました。
  1. 2018-05-09 21:20
  2. URL
  3. かんぱち #vF6NeGQU
  4. 編集

To かんぱちさん

こんにちは。

「一水会」の鈴木邦男氏、テレビでもその様なことを述べていました。詳細は墓まで持っていくと。
犯人が外国人という可能性、否定はできませんけど、動機にやや難があるかなと思います。
犯行声明の言い回しも日本人っぽい(演技かもしれませんが)し、普通に日本人の犯行が濃厚だと自分は思います。

赤報隊と安倍首相を結びつける言論、これはありますね。朝日新聞もそうです。
朝日は「直接関係がある」と言っていませんが、安倍総理やその支持者(ネトウヨ)は「思想的に同質」、と印象操作しています。うざい連中ですよ。
  1. 2018-05-12 07:26
  2. URL
  3. no-risu #-
  4. 編集

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