2017-10-12 20:34

「9条に自衛隊を明記する→経済的徴兵制になる」、のナゾに挑む


10月9日の東京新聞朝刊で、護憲派の会社員とおぼしき男性(25)が9条改正に反対意見を述べていた(web記事にはありません)。反対する理由は、「9条に自衛隊を明記すると、日本社会は事実上の経済的徴兵制になってしまうから」だという。

ん?、ナニ言ってんだコイツ?。

説明するまでもないと思うが、経済的徴兵制とは、国が給与や待遇を餌にして、職を求める貧困層をリクルートすることだ。しかし、自衛隊は志願制で十分成り立っている。日本には貧困地帯なんてほぼ無いから、導入や実現する余地は無い。

東京新聞の話に戻ろう。

「自衛隊を憲法9条に明記する」 → 「日本は経済的徴兵制になる」

うん、やっぱり意味が分からない。9条明記から経済的徴兵制にいたる、論理的なつながりが見えない。しかし、この主張は東京新聞の記事になった。no-risuには理解できないだけで、東京新聞ら護憲派にはメカニズムが理解できているはずだ。

だが、いくら考えても分からない。護憲派の考え方を色々調べたが、「アベノミクスによる格差拡大で経済的徴兵制になる」とか「少子化による志願不足で経済的徴兵制になる」といった主張ばかりで、9条に明記するとそうなる、という説は見つからなかった。

実は、「このエントリを書いているうちに分かる・思いつくだろ」と気軽に書き始めてみたものの、ここまで書き進んだ時点でもっともらしい理屈が何も浮かばない。とは言っても、書き始めたからには「結局分かりませんでしたテヘ☆」と終わるつもりはない。

で、ネトウヨ脳を精一杯パヨク脳に切り替えて、考え抜いた結果、一つの仮説を導き出すことに成功した。それは次のような理屈だ。

1.アベの戦争法のせいで、自衛隊は集団的自衛権の名の下に、それこそ地球の裏側にまで戦争をしにいく軍隊になる。

2.殺し殺される軍隊化した自衛隊は、退職者が増え、志願者は減り、兵隊が不足する。

3.兵隊が不足すれば国は徴兵制を始めるが、徴兵制は違憲だから、まずは経済的徴兵制を行う。

4.戦争法は違憲であり、廃案にすれば経済的徴兵制を阻止できる。

5.安倍自民党が9条改正(自衛隊を明記)すれば戦争法は違憲でなくなる。

6.合憲化された戦争法は廃案にできず、経済的徴兵制が実現してしまう。


・・・いかがだろうか。

何も考えずに口走った、という可能性も捨て難いけど、今回はこれが「9条改憲で自衛隊が明記されると経済的徴兵制になる」のロジックだと推察する。そして、この仮説が正しいとするのなら、「やはり護憲派はアホだなw」といういつもの結論に落ち着くのである。





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2017-10-11 19:56

立憲民主党の公約は最低だ


各党の公約が出揃ったので確認してみた。方向性はさておき、立憲民主党に最低点をつけざるを得ない。自民公明はさすがの安定与党で、これまでの積み重ねから堅実で安定感ある出来映えだ。共産党や社民党は、いつも通りの公約が準備できている。

維新はやや言葉不足を感じるが、すでに大阪で実施されている公約が多いことから、そちらを併せて読めば補完できる。希望の党は、意外にも独自色が強く、随所にチャレンジ精神(無謀とも言う)が見られ、突貫工事で作った割には面白い出来だ。

小池代表は、メディアらに自民党との違いを問われて「同じ」と述べ、政策論争より安倍批判路線に逃げているが(バカだね)、これは実にもったいないと思う。希望と自民は結構違う。小池、お前は自党の公約を知らない・興味が無いのではないか?。

で、立憲民主党だ。率直に言って、「お前ら何が言いたいの?」と首をかしげる内容で、民主党時代からの蓄積や成長がまるで見られない。民主党の詐欺フェストはまがりなりにも公約レベルだったが、プロ市民団体のアジビラレベルに劣化している。

本エントリでは、立憲民主党の公約の要旨と問題点を紹介していきたい。なお、立憲民主党は、民主党・民進党の政策を引き継いでいるのだから、希望の党みたく「時間不足」や「準備不足」の類いの言い訳は認めない。


立憲民主党公約要旨(毎日新聞より)
https://mainichi.jp/articles/20171008/org/00m/010/003000c
1 生活の現場から暮らしを立て直す
 アベノミクスの成果は上がらず、国民の所得を削り、中間層を激減させたままでは、本当の意味で活力ある経済は再生しない。保育・教育、医療・介護の各分野の賃金を底上げする。女性に対する雇用・賃金差別をなくす。社会全体ですべての子どもの育ちを支援する。将来的な国民負担の議論は必要だが、直ちに消費税率10%へ引き上げることはできない。実質賃金の上昇で中間層を再生する。
 第1次産業を支え、食と地域の安心を守る。
 (1)長時間労働の規制、最低賃金の引き上げ、同一価値労働同一賃金の実現
 (2)保育士・幼稚園教諭、介護職員などの待遇改善・給与引き上げ、診療報酬・介護報酬の引き上げ、医療・介護の自己負担の軽減
 (3)正社員の雇用を増やす企業への支援、赤字中小企業・小規模零細事業者に対する社会保険料負担の減免
 (4)児童手当・高校授業料無償化の所得制限廃止、大学授業料の減免、奨学金の拡充
 (5)所得税・相続税、金融課税など再分配機能の強化


まずは国民の生活。注目ポイントは消費税増税反対だ。

消費税増税は民主党が決定し、その後は3党合意で増税断行を再確認している。安倍自民が増税を見送ったことについて、民主・民進党は「3党合意を守れ!」「財政健全化しなければならないのに無責任だ!」などと批判し続けてきた。

今更増税反対と言われても、選挙目当てにすぎず、国民を馬鹿にしているとしか思えない。で、消費税増税については「議論する」と書かれている。つまり、現時点では何にも考えていない、少なくとも党の意見を国民に示せないわけだ。

個別政策には、多額の財源が必要になりそうなメニューが並ぶ。その財源は不透明だ。「所得税・相続税、金融課税」がそれと思われるが、所得税と相続税は分かるとして、金融課税とは何か。株式等への課税強化か。で、これらをどれくらいアップするのか。

いずれにしろ、これで財源が賄えるとは思えないし、実現性や説得力がまるで感じられない。民主党時代からの悪しきDNA、財源無きバラマキを彷彿とさせる。また、冒頭の「アベノミクスの成果は上がらず、国民の所得を削り、中間層を激減させた」は全てウソだ。

息をするようにウソをつく体質も健在か。まあ、メンツが同じだから当然と言えば当然だが。少しは成長しろよとw。

2 一日も早く原発ゼロへ
 原発ゼロを単なるスローガンとして語る次元は過ぎた。再稼働は現状では認められない。原発の稼働がなくとも日本経済は成り立つ。再生可能エネルギーや省エネなどの技術開発で、原発ゼロはリアリズムだ。
 東京電力福島第1原発事故の被害者に責任ある対応を取る。
 (1)原発立地自治体への対策、使用済み核燃料の処理などに関する具体的なロードマップを示す「原発ゼロ基本法」を策定
 (2)成長戦略としての再生可能エネルギー・省エネ技術への投資拡大と分散型エネルギー社会の実現
 (3)パリ協定に基づく地球温暖化対策の推進


次に原発ゼロ。

「再生可能エネルギーや省エネなどの技術開発で、原発ゼロはリアリズムだ」。馬鹿すぎる。技術開発が成されていればリアリズムだが、成されていない現状では理想主義だ。理想主義こそお前らパヨクの本質なのに、現実主義を語るとか笑わせるなw。

「原発ゼロ基本法」は、権限も法的根拠も無いのに「直ちに全原発を停止せよ」と命じたマジキチ菅直人の暴走を正当化したいのかな?。菅直人は「私の正しさは歴史が証明してくれる」と胸を張っていたが、そういう歴史を自分で作っちゃいたいわけだw。

原発ゼロ法案は、「9条があれば戦争は起きない」の類いの願望(理想)法であり、いい大人のくせにこいうことを平気で言えてしまう神経は心底理解しかねる。

3 ともに支え合う社会を実現する
 画一的で大量生産型の社会モデルから、個性や独創性を生かした社会モデルに移行しなければならない。あらゆる差別に反対し、社会の分断を許さない。
 (1)LGBT差別解消、性暴力被害者を守る支援センターの設立、選択的夫婦別姓の実現、国政選挙へのクオータ制の導入
 (2)障がい者差別解消法の運用強化、手話言語法制定の推進
 (3)自殺に追い込まれない社会の実現
 (4)貧困の連鎖を断つための教育生活支援、虐待をなくすため児童相談所や児童養護施設、民間団体との協働を強化
 (5)ギャンブル依存症対策に莫大な社会コストが生じ、マネーロンダリングの温床になり、治安を悪化させるカジノ解禁に反対


「パチンコ・パチスロに言及しない人間のカジノ反対意見」は傾聴し論ずるに値しない。また、自殺数減少を目指すのは結構だが、民主党時代に高止まりしていた自殺人数は、安倍政権で急速に減少している。枝野、未だ方法を示せぬお前らには無理だw。

4 徹底して行政の情報を公開する
 2012年に安倍政権が誕生してから、政治は一部の権力者に私物化され、大切な情報が隠蔽されてきた。適切なルールに基づいて情報を公開し、オープンでクリーンな政治を実現する。
 (1)政府の情報隠蔽阻止、特定秘密保護法の廃止、情報公開法改正による行政の透明化
 (2)議員定数削減、企業団体献金の禁止と個人献金の促進
 (3)中間支援組織やNPO団体などを支援する「新しい公共」の推進
 (4)公務員の労働基本権の回復、天下り規制法案の成立
 (5)取り調べの可視化をはじめ信頼される司法制度の確立


>政治は一部の権力者に私物化され、大切な情報が隠蔽されてきた

民主党のことですね、分かります。

>企業団体献金の禁止と個人献金の促進

個人献金も禁止しろボケ。でなければ政党交付金廃止だ。

>中間支援組織やNPO団体などを支援

国会前で不法な活動するプロ市民団体や、民主党時代に官邸にフリーパスを与えていたプロ市民らを支援したいわけですね、分かります。

>天下り規制法案の成立

斡旋天下りはすでに禁止されているが、何をしたいのか?。

5 立憲主義を回復させる
 国際協調に基づく日本の安全保障に関する基本姿勢を守る。専守防衛を逸脱し、立憲主義を破壊する安保法制を前提とした憲法9条改悪と徹底的に闘う。領域警備法の制定と憲法の枠内での周辺事態法の強化を目指す。基本的人権の尊重、立憲主義、民主主義といった原則は決して揺るがさない。解散権の制約や知る権利など、この原則を深化するための憲法論議を進める。
 (1)憲法9条の改悪に反対
 (2)主権を守り、専守防衛を軸とする現実的な安保政策を推進
 (3)米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古移設について再検証し、県民の理解を得られる道をゼロベースで見直す
 (4)北朝鮮の核実験・弾道ミサイル発射は断じて容認できない。北朝鮮を対話のテーブルにつかせるため、国際社会と連携し圧力を強める。平和的解決に向け、外交力で核・ミサイル放棄を訴える。最後の1人まで拉致問題の解決に取り組む
 (5)共謀罪(テロ等準備罪)の廃止、水際対策など真に実効性のあるテロ対策の実施


5番目に登場だが、「立憲」だからこれが看板政策なのだろうか。

「安倍総理が主導する改憲には反対する」と護憲派は念仏のごとく繰り返す。なぜ安倍総理主導がダメかと問えば、「立憲主義に反しているから」と言う。じゃあ、「立憲主義に則った9条改憲ならOK?」と問うと、「もちろんダメ」と言う。

憲法には改憲条項があるのだから、憲法改正を頑として認めない護憲派こそ立憲主義に反しているわけだが、彼らは理想主義なので現実を認識できない。よって、立憲民主党に「現実的な安保政策の推進」は不可能だ。

テロ等準備罪を共謀罪と呼んだり、辺野古移設の白紙化を再主張するあたりからもよく分かる。現実的?、「お前の頭の中ではなw」って話よ。

<地域を立て直す>
 地域の基幹産業である農林漁業を守り、地域の多様な暮らしを支える。
・農業者戸別所得補償制度の法制化、恒久化▽資源管理による漁業の活性化▽森林の適切な管理と保全▽森林・林業再生プランに基づく林業の発展
・地域の自治体と住民の自主的な取り組みを支援する一括交付金の復活
・地域の公共交通を活性化し、社会参加の機会が保障される地域の実現


民主党の農業政策において、no-risuは「6次産業化」を高く評価していた。それが消えた立憲民主の政策では、もう褒めるべき点が無い。なぜ、良かった政策を狙い撃ちして捨てたのか。アホかと。あと、しれっと一括交付金を忍び込ませるな。姑息だ。

<災害からの復興>
 11年3月11日に発生した東日本大震災は、私たちにとっての原点。復興を支え、被災したコミュニティーの未来への歩みを応援する。過去の災害から学び、減災の取り組みを進める。
・東日本大震災からの復興、被災地再生に向けた取り組みの一層の強化▽地域の声に応える支援の実施
・東京電力福島第1原発事故により分断されたコミュニティーの再生支援
自主避難者を含む避難者に対する生活支援
・全国的な災害対策の拡充

いわゆるリベラルは過去に学ばない。理想主義者だからだ。自分の理想に都合良く過去を利用するだけで、過去に学んで自分を変える様なことはしない。

当然、社会からもそういう目で見られているから、「私は過去に学びます」とか「私こそ現実主義者です」とか、本来なら他人が評価すべきことについて、他人の評価に我慢や容認ができず、ついつい自己アピール(弁護)してしまう。見苦しいだけなのに、馬鹿だなw。

あと、しれっと自主避難者を忍び込ませるな。彼らに必要なことは、生活支援(金)ではなく、正しい知識を学ばせる教育や、被害妄想からの解放である。


以上。重ね重ね酷い公約だ。

有権者が最も関心を寄せる経済政策と社会保障もスッカスカ。民主党のマニュフェストから、数少ない良い部分をそぎ落とし、ウソや妄言で穴埋めすると、こんな感じになるのだろう。立憲民主党は、民進党のマシな議員をそぎ落とした党だから、お似合いの公約ではある。

民主党下野後、ヒダリの衰退は日本社会の潮流となった。立憲民主党ご自慢の公約を眺めると、落ちぶれる理由がよく分かるな(嘲)。






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  1. 民進党
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2017-10-10 20:40

与党楽勝ムード?


先の3連休中に党首討論を2回見た。全体的な感想として、安倍総理及び山口公明代表の余裕っぷりの際立つ党首討論だった。野党側はと言えば、そこそこ頑張っていたのは維新の松井代表くらいなもので、残りは無残な小物っぷりを晒すばかりだった。

当然のことながら、野党の質問は安倍総理に集中したが、質問内容は「モリカケガー」「情報公開ガー」「戦争法ガー」といった使い古されたものばかりだったので、答え慣れている安倍総理は落ち着いて淡々と説明するだけだった。

共産党の志位や一見民主の枝野など、安保法制を追求したら山口に鼻で笑われ、枝野は一人頭に血を上らせヒステリーを起こす醜態も見せていた。希望の小池は、首班指名ができず、その理由の説明もできず、借りてきた猫のごとくおとなしかった。

安倍総理の自信たっぷりな態度が余程しゃくに障ったか、東京新聞ら反アベメディアは「安倍総理が気色ばんで反論する場面も!」などと安倍総理の人柄を一生懸命に貶めているが、それは明らかにウソで、安倍総理らは終始余裕綽々だった。

なぜ、安倍総理ら与党にはああも余裕が生まれているのか。その理由は明白で、最大の驚異であった小池新党が大失速しているからだ。元々、希望は都心以外での躍進を疑問視される勢力だったが、その都心ですら怪しくなってきた。

候補こそ235人も擁立してきたが、初めの勢いの名残にすぎず、もはや驚異には感じられない。希望は公約を発表したが、小池は公約についてほとんど説明や宣伝をしていない。「安倍一強にNO」や「モリカケ問題ガー」ばかりを言うようになった。

すでに末期症状である。あげく、自民党との違いを問われると、「政策的には自民党と変わりない、違いはしがらみの無さである(ドヤァ)」と言い放つ有様。しがらみだらけの元民進党議員を110人も抱えての強がり、負け犬の遠吠えレベルだ。

小池新党という台風は熱帯低気圧へと弱体化した。その小池新党を作るため、87議席あった最大野党の民進党は自滅消滅し、共産党躍進の根源である野党連合も瓦解した。一見民主は連合の全面支援を受けられず、共産党からの支援もちぐはぐだ。

率直に言って、一見民主など枝野・菅直人コンビを乗せ沈没済みの泥船だ。希望と一見民主の獲得議席が、民進党の87議席を大きく上回るようなら驚異にもなろうが、現状を見るに非現実的で、今後はさらに弱体化しそうな気配に満ちている。

野党がこの惨状、世論調査結果でも国民の自民党支持は圧倒的、安倍総理ら与党サイドに余裕が生まれない方がおかしい。

個人的に、自民党287議席は多少減ると予想している。単独過半数を大きく上回る287議席は、圧倒的大勝利によってもたらされた。大勝利しない限り減少し、普通に勝利しただけなら減ってしまう。別の見方をすれば、現状維持なら大勝利に等しい。

大勝利は簡単でないから、そこそこ勝って多少の議席を減らす、と読むのが無難だと思う。定数も10減ったし。ただ、躍進しそうな野党が見当たらず、まさかの大勝利も十分ありえると思う。そこまで与党にうまくいくのか疑問だが、なにせ不安材料が少ない。

こりゃ与党楽勝かも?。与党を支持する国民をガン無視して、政策もそっちのけで「安倍政治にNO!」「政治を市民に取り戻す!」「安倍こそ国難!」「民意の受け皿になる!」「モリカケ!」などとぬかす、国民をなめた野党候補の死屍累々が楽しみだ。




東京:首相、気色ばむ 朝日の加計報道を批判
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201710/CK2017100902000132.html
" 八日の党首討論会では、加計学園の獣医学部新設に関する報道を巡り、安倍晋三首相が気色ばんで朝日新聞を批判する一幕があった。
 討論会後半で、日本記者クラブ企画委員の一人が加計問題について質問。これに対し、安倍首相は朝日新聞を名指しし、衆参両院の閉会中審査に参考人として出席した加戸守行・前愛媛県知事の証言について「次の日には全く(報道)していない」と主張した。さらに「胸を張って(報道)していると言えますか」「国民はよくファクト・チェックをしてほしい」と語気を強めた。
 朝日新聞は七月十日の閉会中審査翌日、東京本社発行の朝刊で審査のやりとり詳報を掲載。「愛媛は十二年間加計ありき」との見出しとともに、加戸氏の発言を載せている。同月二十四日の衆院閉会中審査では、翌二十五日朝刊総合面に「黒い猫でも白い猫でも、獣医学部をつくってくれる猫が一番いい猫」との加戸氏の発言を掲載した。"






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2017-10-05 20:34

問題になることが問題


民進党が「泥船」だったことはまごう事なき事実だ。前原が解党するまえから議員の離党は始まっており、その度に世間は「泥船から逃げた」と嗤っていた。産経新聞、時事通信、日経新聞ら大手メディアも民進党は泥船状態だと書いていた。

週刊新潮に連載を持つ中川淳一郎など、「民進党という泥船から逃げ出すゴキブリの如き者続々」とまで書いた。そもそも、野田幹事長が自党を「水中に沈んでいる」と言い、蓮舫代表は「泥舟」と発言するなど、当の民進党が泥船を認めていた。

また、支持率が急落した安倍内閣が内閣改造を行ったとき、サヨクメディアや言論人らは「泥船内閣に入閣するなんて不憫だなw」と嘲笑っていたし、希望の党に対しても「(立憲民主党より)小池新党こそ泥船だろ!」と反発している。

これらの発言に何か問題があるだろうか?、もちろん問題ない。民進党は泥船だったし、民進党を泥船たらしめていたリベラル議員が集結した立憲民主党は、組織力や支援勢力が大幅に弱体化しており、民進党以上に泥船であることは間違いない。

泥船を泥船と呼ぶことに対して、国民・メディア・有識者・本人も当然のこととして受け入れている。そりゃそうだ、泥船は泥船なんだからw。

ところが、この社会で広く使用され認められている「泥船」表現を使ったら、謝罪に追い込まれてしまうというおかしな「事件」が発生した。

10月初め、浦和北高校の男性教諭が授業中に、「立憲民主党は沈みゆく泥舟」と述べた。直ちに外部に漏れ、マスコミが「教師が不適切発言!」と叩き、教師は謝罪に追い込まれ、校長は「不適切発言には気をつけよ」と全教師を指導した。

おかしいだろ。

発言のどこが問題で何が不適切なのか。マスコミらが使っても許されるのに、この教師が使うと謝罪させられる理由は何か。泥船と表現した相手が自民党でも同様に不適切認定して批判したのか
。どういう経緯でマスコミに情報が流れたのか。

教師の発言は全く問題ない。メディアらは批判を受けると「言論・現場が萎縮する」と言い訳するが、これこそ教師を萎縮させる言論弾圧の類いだろう。こんなことが問題にされることこそが問題だ。




産経:埼玉の県立高教諭「立憲民主党は沈みゆく泥舟」と不適切発言
http://www.sankei.com/politics/news/171005/plt1710050048-n1.html
" 埼玉県立浦和北高校(さいたま市桜区)の50代の男性教諭が授業の中で、枝野幸男前衆院議員(埼玉5区)が立ち上げた立憲民主党に対し「泥舟」などと発言していたことが4日、分かった。同校は事実関係をほぼ認めた上で陳謝した。
 同校によると、問題の発言は今月初め、2年生の現代文の授業で「潔しとしない」の用例を説明する際、「枝野さんは希望の党に合流することを潔しとしないと考えたのかな」と話した後、立憲民主党について「沈みゆく泥舟」と表現したという。
 同校の伊藤治也校長は産経新聞の取材に男性教諭が「沈みゆく泥舟」というニュアンスの発言をしたことを認めて陳謝したと説明。男性教諭はいつ、どのクラスの授業で話したか覚えていないという。
 また、伊藤校長は同日中に全教諭を集め、授業中に不適切な言葉を使わないよう指導したことを明らかにした。生徒には5日、経緯を説明したいとしている。"





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2017-10-04 20:53

音喜多都議を見直した


自分の当選最優先、恥も外聞も無く小池新党に乗り込んむカス議員(主に民進党議員)が世間の嘲笑を浴びる中、清々しいニュースが飛び込んできた。都民ファーストの会の音喜多駿と上田令子都議が、小池政治に愛想を尽かして離党の決意を固めたらしい。

上田はよく知らないが、音喜多は舛添時代から積極的に都政の問題点を情報発信していた。舛添の金遣い、自民党都議会のブラックボックス、都庁情報公開の黒塗り体質など、具体的な証拠を開示して都民・国民に都議会・都庁改革を訴えていた。

ブログ等で情報発信に熱心な政治家は、自己アピール好きのリベラル議員が多い。当然、批判を浴びて馬鹿にされているが、自己中だから他人の意見に興味は無いから、いくら批判されても軽蔑されてもどこ吹く風、それを理由に情報発信を止めたりはしない。

そんなしょうもない政治家ブログが氾濫する中、音喜多の誠実で有意義なブログは異色だった。ネットで人気が上昇し、メディアもそれを知るようになり、報道番組にも呼ばれるようになり、知名度はうなぎ登りでこの世の春を迎えつつあったとき、ついに舛添が失脚した。

都知事選が行われ、音喜多らは都政改革を掲げ対自民を鮮明にする小池百合子を支援した。小池の支援勢力は貧弱で、小池当選における音喜多らの功績は非常に大きかった。都議会で都民ファーストが大躍進すると、音喜多はその幹事長に任命された。

担いだ小池も破竹の勢い(勢いだけで実績なしw)で、まさに我が世の春を迎え順風満帆の音喜多。だが、これ以降、絶頂期にある彼の人気は大暴落することになる。

音喜多は豹変した。これまで熱心に取り組んできた都政の問題について、ほとんど情報発信をしなくなった。すればイコール小池批判になってしまうからだ。

自民党のブラックボックス批判問題は、自民党以上に秘密主義の小池批判になる。豊洲移転推進派だったから、この問題に触れても小池批判になってしまう。他の問題についても、小池がなんにも仕事しないせいで、やはり小池批判になってしまう。

音喜多のブログはイクメンパパの日記化し、たまに豊洲問題などを扱っても内容が浅くしかも他人事風で、何より現在の都政問題(=小池問題)に全く切り込まなくなった。当然のことながら、彼を認め慕っていた読者は波が引くように去って行った。

同情の余地はある。小池が言論規制をしていたから、組織の一員としてトップの指示には従わねばならない。出来て早々に組織批判に走る人間もどうかと思うし、しばらく待てば小池も落ち着き真剣に都政改革に取り組むはずだという期待もあっただろう。

だが、その程度の同情要素では市民の心は繋ぎ止められない。小池勢力はますます拡大していくが、肝心の政治姿勢はいっこうに改善される気配が無く、なのに相変わらず「今日もいい天気だな~」くらいの情報発信しかしない音喜多の人気は地に落ちた。

すっかり人心を失い、代わりに権力はバッチリ手に入れた音喜多。「音喜多もしょせんは政治屋だったか」と思われた。が、その音喜多が小池に反旗を翻したのだ。自信の政治理念を守るため、手に入れた地位を捨て、逆張的な行動に出られる勇気。

やるじゃない。素直に見直した。今後、音喜多の情報発信は以前の輝きを取り戻すだろう。小池からの信用は完全に失ったが、人々の信頼を取り戻していくだろう。選挙区定員が減らされて大変らしいが、活躍を期待したい。応援しているぞ!。




ハフポス:本日の離党報道と、「都民ファーストの会」執行部の残念な対応について
http://www.huffingtonpost.jp/shun-otokita/leave-party-of-tomin-first_a_23231852/
"こんばんは、都議会議員(北区選出)のおときた駿です。
本日昼過ぎに予想外のタイミングで、私および上田令子都議が「都民ファーストの会から離党を検討している」という旨の報道がなされました。
確かに、
◯小池知事の政治姿勢への疑念
◯「都民ファーストの会」運営方針への不一致
◯国政政党「希望の党」に対する不信感
等から、離党を検討していることはまぎれもない事実です。
しかしながら、現在はまだ都議会定例会の会期中であり、まずは目先の都政課題に一意専心し、結論は一両日中(都議会定例会終了まで)に出したいと考えています。
また、その決断と手続きが行われるまでは、メディア取材等への対応も必要最小限に留めていく所存です。
仮に離党という結論になれば、5日の夕刻に記者会見などしかるべき形で、理由や背景などを詳らかにさせていただきたいと思います。
ですが一点だけ、本日の段階で早めにご説明させていただきたいことがあり、以下に記します。
本日、私の離党検討報道を受けて都民ファーストの会執行部の役員が記者会見を行い、公的な場で
「両氏が離党するのは、希望の党から衆院選挙の公認を取れなかったからではないか」
「今日のタイミング(公認発表)で出たということは、それ以外に考えられない」
という『憶測』を述べたようです。その一部は、下記のように記事にもなっています。
「都民ファースト」都議2人離党へ 「希望の党応援できない」...小池都知事の政治姿勢に反発
http://www.sankei.com/politics/news/171003/plt1710030083-n1.html
“一方、「都民」幹事長代理の小山有彦都議は2人が国政転身の意向を以前から周囲に漏らしていたと指摘した上で、「(1次公認に入らず)希望の党から出馬できないことが分かったので、(離党という)対応につながったのであれば残念」と言及。離党の本当の理由を明かさずに知事批判に転嫁しているとの見解を示しており、当事者の言い分は食い違っている。
要は、「国政選挙に出られなかったから、その腹いせに離党したんだコイツラは」ということですよね...。
この憶測はまったくもって事実無根であり、記者会見でこのようなコメントを述べるのは、悪質な印象操作とも言えるものです。
本来であればこのようなことは、政治家自身で言うべきではないのはわかっています。
しかし、このような残念な対応を先方がされるのであれば、きっぱりと以下のように反論したいと思います。
私に対しては「希望の党」の方から、複数回に渡って、衆院選出馬への強いオファーがありました。
誰から・どこからというのは差し控えますが、これは揺るがぬ事実です。
そして私自身は、以前から国政に興味関心が高いことは明言しておりますし、その話を受けて調査・検討したことも事実です。
しかしながら、ここで自分の信条や理念を曲げ、都政を投げ出して衆院選に出ることはできないという理由から、しかるべき方に出馬はきっぱりとお断りする旨を自分から申し伝えています。
こうした経緯は希望の党、および都民ファーストの会の要職者であれば充分にわかっていらっしゃることだと思いますし、必要であればこうしたやり取りがあった一定の根拠も明示できます。
事実を明白に捻じ曲げた憶測で印象操作をされることは、極めて残念でなりません。
このようなことで争いたくもありませんので、ぜひ一連の発言については撤回・訂正をしていただくことを強く望むものです。
いずれにせよ、今回のこうした対応も含めまして、私の去就は一両日中に結論を出し、皆さまにはしっかりとご説明させていただきたいと思います。
しばしお時間をいただければ幸いです。
それでは、また明日。
(2017年10月4日「おときた駿 公式サイト」より転載)"






テーマ:小池百合子
ジャンル:政治・経済

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